こやまクリニックの基本理念
わたしたちは地域のみなさまに
安心で心のこもった医療と介護を提供します
基本方針
「健康で安心できる明るい生活のお手伝い」をモットーに診療を進めてまいります。
病気の予防に努めます
生活習慣病の予防栄養指導や理学療法士による運動指導 禁煙外来
病気の早期発見に努めます
健診センターによる病気の早期発見
最新の医療機器による各種人間ドック 乳がん検診 胃がん検診
在宅療養支援診療所として在宅医療に努めます
訪問診察による安心で安全な在宅療養
診療科目の充実と専門的な医療の提供に努めます
各科の連携による総合的な診療
脊椎専門外来 まぶた外来 乳腺外科 血液内科 心療内科 などの専門外来
明るい生活を応援します
形成外科・美容センターにおける美容皮膚科・形成外科・美容外科の充実
適切な意思決定支援に関する指針
1.基本方針
人生の最終段階を迎える患者が、その人らしい最期を迎えられるよう、多職種の医療・介護従事者にて構成される医療・ケアチームは、患者・家族等に適切な説明と話し合いを行うことに努め、患者本人の意思決定を尊重した医療・ケアを提供します。
2.人生の最終段階の定義
人生の最終段階とは、患者自身の状態をふまえて、医療・ケアチームにて判断します。
・ がん末期のように、予後が数日~長くとも数ヶ月と予測される場合
・ 慢性疾患の急性増悪を繰り返すなど、予後が短い可能性が高いと予測される場合
・ 多発性脳梗塞や加齢にともなう老衰など、予後が数ヶ月から数年と予測される場合
3.人生の最終段階における医療・ケアのあり方
・ 医師・ケアチームは、患者本人の意思が、変化しうるものであることをふまえつつ、患者本人が自らの意思をその都度示し、周囲に伝えることができるような支援を行って参ります。
・ 患者本人が自らの意思を伝えられない状態になる可能性がある場合、家族などの信頼できる方も含めて、患者本人との話し合いを繰り返し行います。また、この話し合いに先立ち、患者本人が、家族などのうち特定の者を、自らの意思を推定できる者として前もって定めておくことが重要と考えます。
・ 人生の最終段階における医療・ケアについて、医療・ケア行為の開始・不開始、医療・ケア内容の変更、医療・ケア行為の中止等は、医療・ケアチームによって医学的妥当性と適切性を基に慎重に判断します。
・ 医療・ケアチームは、可能な限り、疼痛やその他の不快な症状を緩和するよう努め、患者本人・家族等に対して、精神的・社会的な援助も含めて総合的な医療・ケアを行います。
・ 生命を短縮させる意図をもつ積極的安楽死については、本指針では対象としません。
4.人生の最終段階における医療・ケア方針の決定手順(プロセス)について
・人生の最終段階における医療・ケアの方針決定は次のものとします。
【患者本人の意思確認ができる場合】
(1)患者本人の状態に応じた、専門的な医学的検討を経て、医師などの医療従事者から、適切な情報の提供と説明を行います。患者本人と医療・ケアチームとの合意形成に向けた十分な話し合いをふまえた上で示された、本人による意思決定を基本とし、多職種の医療・介護従事者にて構成される医療・ケアチームとしての方針決定を行います。
(2)時間の経過、心身の状態の変化、医学的評価の変更などに応じて、患者本人の意思は変わりうるものです。その都度、適切な情報提供と説明を行い、患者本人が自らの意思の変化を家族や医療・ケアチームに伝えることができるように支援します。なお、患者本人が自らの意思を伝えられなくなる場合も想定し、家族等を含めた話し合いを繰り返し実施できるよう努めます。
(3)このプロセスにおいて話し合った内容についてはその都度、診療録に記載します。
【患者本人の意思確認ができない場合】
・患者本人の意思確認ができない場合には、次のような手順により、医療・ケアチームのなかで慎重に判断します。
(1)家族等が患者本人の意思を推定できる場合には、その推定意思を尊重し、患者本人にとって最善の方針をとることを基本とします。
(2)家族等が患者本人の意思を推定できない場合には、患者本人に代わるものとして家族等と十分に話し合い、患者本人にとっての最善の方針をとることを基本と します。
(3)時間の経過、心身の状態の変化、医学的評価の変更等に応じて、話し合いを繰り返し実施できるよう努めます。
(4)このプロセスにおいて話し合った内容についてはその都度、診療録に記載します。
【複数の専門家からなる話し合いの場の設置が必要な場合】
方針の決定に際し、家族間での意見がまとまらない場合や、医療・ケアの方針が決定できない場合には、患者本人または家族等の同意を得て、外部の専門家(医療倫理の精通者や国が行う研修会の修了者など)を交え、方針等について検討します。
・ 医療・ケアチームとの話し合いにおいて、心身の状態等により医療・ケアの内容の決定が困難な場合
・ 患者本人と医療・ケアチームとの話し合いを重ねても、妥当で適切な医療・ケアの内容についての合意が得られない場合
・ 家族間での意見がまとまらない場合等、医療・ケアの方針が決定できない場合助言を行う。