CO2レーザー

CO2レーザーとは

CO2レーザーのしくみ

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、炭酸ガスを使用した10,600nmの波長を持つレーザーで、主に水に吸収されやすいといった特徴があり、皮膚に照射すると組織内の水分にレーザーが反応して熱が発生します。この熱によって水分が蒸散する際に皮膚が削られることで、ほくろやイボの除去ができます。

照射の際には周りの皮膚や組織に余計なダメージを与えることがなく、照射と同時に熱凝固作用により周りの血管が固まるので出血がなく、適切な深さを削る事で傷跡がほとんど残りません。

施術詳細

施術時間

1か所につき数十秒程度

痛み

麻酔を行いますので、その際にチクッとした痛みがあります

シャワー

当日から可能

メイク・洗顔

当日から可能(治療部分はテープ上から可能)

ダウンタイム

約1～3週間テープ保護します

通院

約2週間後

リスク・副作用

赤みは約3か月程度、しばらく残ります。色素沈着を起こすことがあります。まれに凹んだ状態または、部位により盛り上がった傷跡が残ることがあります。深さにより、残る・再発することがあります。

ブリッジセラピーとは

• ブリッジセラピーの肌再生のしくみ

  

  欧米では美肌治療として皮膚を浅く削り、その後再生を促し若返りを図るということが行われてきましたが、白人以外では術後の色素沈着などリスクの高い治療でした。ブリッジセラピーは、そんな従来の皮膚削りに代わる新しいアプローチです。

  ブリッジセラピーでは皮膚をまばら(＝フラクショナル)に照射して微細な穴を無数にあけ、その部分だけ組織を蒸散させることでそこから創傷治癒反応が起こり、皮膚の再生が促進されて肌が入れ替わります。通常1〜3か月かけて改善が進みます。

  開けた穴の周囲には健常な組織が橋渡しのように残っているため、「ブリッジ(＝橋)セラピー」と名付けられています。

  面で削らず無数に円柱状に削ることで、術後の色素沈着や瘢痕、赤みなどのリスクも大幅に減少し、安全かつ効果的なフラクショナル治療として広く受け入れられています。

• お悩みに合わせた3種類の照射方法

  ブリッジセラピーでは照射密度、照射エネルギー、熱の深達度などを自在に調整できるので、お一人お一人の症状に合わせた治療が可能です。

  にきびあと治療では、さらに効果を高めるために凹凸のエッジを削る「面取り」を追加します。

  

  DeepFX

  直径0.12㎜の微細なスポットで小さく深い照射を行い、真皮層の縮小とコラーゲン生成を促進します。毛穴や小ジワ、ニキビ跡に効果的です。

  ActiveFX

  直径1.25mmの大きなスポットで広く浅い照射を行うアンコアだけの照射法です。皮膚表面を滑らかにします。クレーター状などの凹凸を改善し皮膚表面を滑らかにする効果があります。

  TotalFX

  小さく深い照射のDeepFXと広く浅い照射のActiveFXの2種類の照射方法を組み合わせることでさらに両方にアプローチできる強力な治療が可能になります。

施術詳細

施術時間

30分程度(照射範囲による)

痛み

個人差はありますが、ある程度の痛みがありますので麻酔クリームを使用して施術を行います。

シャワー

当日から可能です。入浴は翌日より可能です。

洗顔

翌日から可能

メイク

1週間後から可能

ダウンタイム

1週間程度強い赤味と1か月程度軽度の赤味が続きます。

リスク・副作用

腫れ、かさぶた、赤み、掻痒感、ニキビ、色素沈着