アルファ・りょうま・りんたろうのお散歩日記

2人に・・・

目ざめてから起き上がるまでが未だに辛い時間だ。

ガラス戸から覗きこむ2人に涙を悟られないように背を向けている。

できるだけ彼らの傍に居ようと低いソファを入れた、

私が部屋を出ると、どちらかが上がっている

でも取り合いはしない、早い者勝ちというルールがあるようだ。

私が座っている時も、隣に上がって来ようとするようになった。

初めはダメだと言っていたが

宝物のような貴重な時間だから、好きなようにさせている。

りょうまは半分はみ出すが、それでも嬉しそうだ。

2人の満足そうな表情が何よりの薬だ。